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2025.03.03

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基盤教育研究センター 花田史彦 専任講師が執筆参加した書籍『芸術と社会──近代における創造活動の諸相』が販売中

基盤教育研究センターの花田史彦(はなだ?ふみひこ)専任講師が執筆参加した書籍『芸術と社会──近代における創造活動の諸相』(森話社)が販売中です。

「芸術の根本は個人の営みであり個性の表現である。しかし同時に芸術は、社会のなかに生まれ、社会によって変化し、社会にはたらきかける力を持つ存在でもある」という認識のもと、さまざまな分野の研究者が、芸術と社会との関係を多角的に描き出した論集です。

本書には、花田専任講師による論文「新しい日本映画思想史のために」が収録されています。日本の著名な評論家や思想家が書き残した映画論の歴史をたどりながら、芸術について「言葉で語る」人々の重要性を明らかにした成果です。まだインターネットがない時代の「考察」とはどんなものだったのか、それを本気でやるとどうなるのか、そんなことを考えるきっかけにもなるかもしれません。
ぜひ、お手にとってみてください。

『芸術と社会──近代における創造活動の諸相』(森話社)

個人の営み?個性の表現である芸術は、一方で社会のなかに生まれ、社会によって変化し、社会にはたらきかける力を持つ存在でもある。その芸術は、いかなる政治的?経済的環境のもとで生み出されたのか。それはなぜ受容者に受け止められ、それを必要とした社会は何を求めていたのか。本書は、社会の多様な位相における影響関係のなかで、近代の西洋、東アジア、日本の芸術を再考する。

編 者:高階絵里加、竹内幸絵
執筆者:大原由佳子、三宅拓也、高階絵里加、多田羅多起子、大久保恭子、國賀由美子、山田真規子、藤本真名美、郷司泰仁、藤野志織、孝岡睦子、ホルカ?イリナ、中野慎之、高階秀爾、竹内幸絵、花田史彦、宮下規久朗、永井隆則、河本真理、小川佐和子、清水智世、呉 孟晋

A5判432頁、定価4950円(税込)

森話社 ウェブサイト


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